「“ちゃんと休んでる?”の一言が、わたしを救ってくれた日。」

「ちゃんと休んでる?」

その一言が、胸にすっと沁みた。

あまりにさりげない言葉だったけれど、
わたしの張りつめていた何かがほどけていくのが分かった。

「休むこと」って、こんなにも難しかったんだ。

今回は、そんな気づきからはじまった、
“わたしをちゃんといたわる”という選択についてのお話です。

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がんばり続けるのが「当たり前」になっていた

仕事、家のこと、人間関係。
やるべきことは山ほどあって、毎日が時間との戦い。

でも気づけば、
「ちょっと休みたい」って感じる自分に罪悪感を抱いていた。

「わたしががんばらなきゃ」
「みんなも忙しそうだし」
そんな思いに、ずっと背中を押されていた気がする。

「ちゃんと休んでる?」という魔法のひと言

ある日、友人にぽつりと聞かれた。

「最近、ちゃんと休んでる?」

ほんのひと言だったけど、
なぜかその瞬間、涙が出そうになった。

「休んでるよ」と口では言いながら、
心のどこかでは、「休めてない」って知っていたから。

休むことは、立ち止まることじゃない

休むことに、後ろめたさを感じていた。

でも、それはただの思い込みだった。

“休む”って、止まることじゃない。

自分の心と身体を整える、
ちゃんと前に進むための「必要な時間」だったんだ。

一息つくだけで、
呼吸が深くなるだけで、

こんなにも「わたし」が戻ってくるなんて。

休めない自分を責めないで

わたしたちは、忙しい日々のなかで、
いつの間にか「休むこと」を後回しにしてしまう。

でも、疲れてると気づけたこと、
「休みたい」と思えたこと、

それ自体が、もう十分すぎるくらいの前進。

だからどうか、
休めない自分を責めないであげてほしい。

わたしを救ってくれた一言のように

あのときの「ちゃんと休んでる?」が、
わたしを立ち止まらせてくれた。

そして、「休むことは悪くない」って、
ようやく自分に言えるようになった。

あの一言が、わたしの心のドアを
ノックしてくれたのかもしれない。


今日くらいは、ちょっとだけ自分に甘くしてみよう。

その休息が、明日のあなたをやさしくしてくれるから。

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