気づけば、「忙しい」が口ぐせになっていた。
やらなきゃいけないこと、頼まれごと、仕事や家のこと……
どれも大事なはずなのに、「自分のこと」だけ、いつもあと回し。
今回は、そんな「わたしを後回しにしていた時間」について綴ります。
目次
「やることリスト」に、“わたし”がいなかった
タスクはどんどん増えるのに、休む時間はどんどん減っていく。
人の予定は最優先、スマホの通知には即反応。
気づけば、わたしの1日は「わたし以外」で埋まっていた。
やるべきことをこなしてるのに、
どこかずっと、心が置いてけぼりだった。
「忙しい」は、心の声を黙らせる魔法の言葉
疲れていても、「忙しいから仕方ない」
イライラしていても、「今は余裕がないだけ」
そうやって、自分の感情をなかったことにしていた。
でも本当は——気づいてほしかった。
「わたし、いましんどいよ」って。
“わたしのことは後でいい”は、いつ終わる?
明日こそちゃんと休もう。週末は自分の時間を作ろう。
そう思っても、「そのとき」はいつも、後回しのまま過ぎていった。
わたしのことは、いつだって“あとで”。
でもその“あとで”って、永遠に来ないのかもしれない。
「わたしを最優先にする」って、わがままじゃない
誰かのために動くことも、やさしさのひとつ。
だけど、自分を後回しにしすぎると、やさしさは枯れてしまう。
「今日は自分を最優先にする」
それはわがままじゃなく、心のメンテナンスなんだと思う。
“わたし時間”を、少しだけ取り戻す
10分だけでもいい。スマホを置いて、ゆっくりお茶を飲む。
お気に入りの音楽をかけて、深呼吸する。
「自分のためだけの時間」が、心をやさしく整えてくれる。
その時間こそ、忙しい毎日をちゃんと前向きにする力になる。
“忙しい”を言い訳にして、
「わたし」をずっと置いてきぼりにしていた。
でも今日からは、少しずつ取り戻していこう。
ほんとうに大切なのは、誰かじゃなくて、まず「わたし」だから。
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